映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」感想その1
今回の感想は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」です。
アメリカンコミックを原作とするヒーローで1番好きなのがスパイダーマンって日本人は多いのではないかと思います。私もその1人です。
スパイダーマンの魅力は
・クモの能力での戦闘方法がカッコいい
・陽気な性格で心情が一般人に近いので親しみやすい
・話の展開が結構重いというか主人公に厳しく応援したくなる
ことだと思います。
とは言え、今までたくさんの映像作品が出ており、シリーズごとに違いはあるのに、いきなり2021年公開の最新作を感想として書くのは、この作品が特別だからです。
ノー・ウェイ・ホームを最高に楽しむためには
まず、残念ながら初見の方はこの作品の楽しさを余すことなく味わうことは出来ません。この作品を最高に楽しむためには、かなりの時間を必要とします。
前準備として
・アメイジング・スパイダーマン(アンドリュー・ガーフィールド)
の俳優や監督も違う各シリーズの鑑賞が必要になります。
これらのシリーズに共通している点は
・主人公はピーターパーカーという青少年
・特殊なクモに噛まれたことにより超人に変わってしまう
ことです。特にノー・ウェイ・ホームを含むトム・ホランドのスパイダーマンシリーズについてはMCUというアメコミ作品のヒーロー達がいる世界観なので、全ての話を網羅するにはアベンジャーズ等の別作品も見ないといけないので大変すぎます。
とりあえず、最低限は前記した
スパイダーマンの7作品を公開順に見てからノー・ウェイ・ホームを観る
必要があります。
正直、一気に全シリーズを観るのは辛いです
し、
飽きないようにゆっくり期間を空けながら楽しんでください
全ての作品を楽しんで観るには少なくとも1ヶ月は必要でしょう。
倍速再生やながら見はダメ! 楽しみ方は人それぞれですけどね。
ノー・ウェイ・ホームの面白さ
「スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム」は前記の過程を乗り越えてようやく楽しむことが出来る、初見には大変敷居の高い作品です。
ただでさえトム・ホランドのスパイダーマンは色々と観ないと話についていけないのに、さらに今作は過去のスパイダーマンシリーズを観ていない人は完全に置いてけぼりになる内容になっていますので、
初見の人と各シリーズを見た人とでは面白さに天と地程の差が生じる
ことは間違いありません。
全部の作品を見ていた人にとっては
会話やアクションの1つ1つに、背景を感じ取れる
ので
過去シリーズのワンシーンが突然頭に浮かんでくる
のでとても面白く鑑賞出来ます。
ここまで書いてネタバレもクソもないですが、この作品はトビー・マグワイアのスパイダーマンが公開された2002年からの実写版スパイダーマンの集大成として、クロスオーバーの楽しさを詰め込んだものになっており、つまりは過去シリーズのキャラが勢揃いします。
まだ全く本編の話に触れていないのですが、トビー・マグワイアのとか、トム・ホランドのとか書いていて既にややこしいので、これからは、各スパイダーマンを作品公開順に
ピーター1、ピーター2、ピーター3
と呼称します。
いえ、やはり、このノー・ウェイ・ホームはトム・ホランドが主役なので、
アンドリュー・ガーフィールドの~を ピーター3
と呼称します。スパイダー1・2・3とは言いません。
以上、
予備知識なしに観るとややこしく、あまりにもったいない
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はそんな作品です。
感想その2に続きます